デジタル家電出荷額 2か月連続で増加 ”巣ごもり需要”背景に

デジタル家電出荷額 2か月連続で増加 ”巣ごもり需要”背景に
先月のデジタル家電の出荷額は、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
新型コロナウイルスの影響を受けたいわゆる巣ごもり需要を背景に、大型のテレビが大きく増加しました。
電子情報技術産業協会によりますと、デジタル家電の先月の出荷額は1115億円で、去年の同じ月と比べて2.2%増えました。

2か月連続の増加で、特に50インチ以上の大型テレビが48%増えて、高い伸びを示しました。

これについて業界団体は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自宅で過ごす時間が増えたことを背景に、より大型のテレビへ買い替える動きが出ていると見ています。
一方、日本電機工業会によりますと、エアコンや洗濯機などの先月の出荷額は2118億円で、去年の同じ月と比べて2.8%減少しました。

去年の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要の反動とみられ、3か月ぶりの減少となりました。