西日本最大級のマンガ・アニメ見本市 規模縮小で始まる 京都

西日本最大級のマンガ・アニメ見本市 規模縮小で始まる 京都
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マンガやアニメを紹介する西日本で最大級の見本市が、新型コロナウイルスの感染防止対策のため収容人数を半分以下にし、例年より規模を縮小して京都市で始まりました。
この「京都国際マンガ・アニメフェア」は、京都市や出版社などが毎年開いているもので、メイン会場の京都市左京区の「みやこめっせ」には、44の企業や団体がブースを設け、最新のフィギュアやグッズなどが展示されています。

このうち京都市の映画館のブースでは、「京都アニメーション」が去年の放火事件のあと、初めて完成させた新作映画のポスターなどが紹介され、大勢のファンが見入っていました。
会場では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ことしは時間制のチケットを設けて入場者の数を制限するなど規模が縮小され、収容人数が定員の半分以下の3000人程度になるよう調整していました。

また来場者には、感染者が見つかった場合にメールで知らせるサービスへの登録を求めていました。

訪れた40代の男性は「例年に比べて、人も少なくて寂しいですが、感染拡大で開催されないかと思っていたので、開かれてよかったです」と話していました。
この見本市は、20日まで開かれ、2日間の来場者数は、去年の半分となる、およそ2万人と見込まれています。