東京都 新型コロナ 218人の感染確認 200人超は2日連続

東京都 新型コロナ 218人の感染確認 200人超は2日連続
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東京都は19日、都内で新たに218人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を超えるのは、2日連続で都の担当者は「いま一度しっかり感染防止の対策を行ってほしい」と話しています。
東京都は19日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて218人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が3人
▽10代が11人
▽20代が51人
▽30代が40人
▽40代が45人
▽50代が33人
▽60代が18人
▽70代が12人
▽80代が4人
▽90代が1人です。

1日の感染の確認が200人を超えるのは、2日連続です。

また、100人を超えるのは5日連続です。

都の担当者は「少し増えているとも受け取れるので、今後減っていくのか増えていくのか様子を見る必要がある。いま一度しっかり感染防止の対策を行ってほしい」と話しています。

218人のうち、およそ42%にあたる91人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ58%の127人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者のうち、
▽家庭内の感染が最も多く32人
▽職場内が18人
▽施設内が12人
▽会食と夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者がそれぞれ4人などとなっています。

施設内では、青梅市の青梅市立総合病院で医療従事者4人の感染が確認され、都に報告されているこの病院での感染確認は42人になりました。

これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万4046人になりました。

一方、都の基準で集計した19日時点の重症の患者は、18日から1人減って25人でした。

また、19日、死亡が確認された人はいませんでした。

重症患者は1人減って25人に

東京都によりますと、都内で19日までに感染が確認された2万4046人のうち、入院中の人は18日より12人減って1135人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は、18日より1人減って25人です。

都は、19日の時点で、重症の患者向けの病床を150床確保しているということです。

また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、19日の時点で2450床を確保しているということです。

これとは別に、来月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

また、自宅で療養している人は18日より10人減って412人です。

都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は18日より3人増えて245人です。

このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、18日より67人増えて486人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万1378人となっています。