4連休 航空各社の国内線の予約好調 臨時便の運航も

4連休 航空各社の国内線の予約好調 臨時便の運航も
19日から始まる4連休の期間中、航空各社の国内線の予約は好調で、臨時便を運航するなどの対応を取っています。
このうち全日空によりますと、19日から始まる4連休の初日には国内線でおよそ8万7000人の予約が入っていて、臨時便も含めていずれもほぼ満席になっているということです。

羽田空港にある全日空の事務所では、旅客のサービスに当たるスタッフが集まり、責任者が、混雑しても距離を取って整列してもらうことや、搭乗前にマスクを着用していない人には積極的に声をかけるよう呼びかけていました。

また、客室乗務員は通常より早く機内に乗り込んで案内を開始することにしていて、十分な距離を取りながら接客することや、こまめにトイレを消毒することなどを確認していました。

東京発の便の行き先ごとの予約率は、19日からの4日間を平均すると
▽新千歳行きの便が77.2%、
▽大阪行きの便が74.6%、
▽福岡行きの便が68.2%とことしのお盆の時期の予約を大幅に上回っているということです。

ANAエアポートサービスの久沢弘太郎旅客サービス部長は「あすはコロナ禍以降初めての混雑になると思います。お客さまどうしが密だと感じないよう、しっかり声がけをして距離を取ってもらい、安心して空の旅を楽しんでもらえるようにしたい」と話していました。

日本航空でも、初日と最終日にはおよそ8万人の予約が入っていて、航空各社は落ち込んだ需要が少しでも回復することを期待しています。

新幹線や特急列車 予約が徐々に戻る

19日からの4連休は、新幹線や特急列車も指定席の予約がお盆の時期と比べて徐々に戻ってきています。

JR東日本によりますと、19日からの4日間を平均すると
▼新幹線の指定席の予約状況は前年と比べて52%、
▼特急列車についても54%となっていて、
お盆の時期は前の年の同じ時期の24%程度と大幅に落ち込んだことから予約が徐々に戻ってきているということです。