JR両国駅に「ウルフ」の愛称で親しまれた千代の富士の優勝額

JR両国駅に「ウルフ」の愛称で親しまれた千代の富士の優勝額
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大相撲の第58代横綱・千代の富士の優勝額が今月、新たにJR両国駅の構内に設置され、相撲ファンを楽しませています。
大相撲の第58代横綱・千代の富士は、鋭い眼光と筋肉で固めた鋼のような体で「ウルフ」の愛称で親しまれ、左の前みつをひいてからの速攻や、相手の頭をおさえつけての豪快な上手投げなどを武器に、昭和から平成にかけて活躍し、体が小さいながら31回の優勝を果たしました。

また、相撲界初の国民栄誉賞も受賞するなど、圧倒的な強さと人気を誇りました。

その千代の富士の優勝額が今月、東京 墨田区のJR両国駅の構内に新たに設置されました。

昭和60年に14回目の優勝を果たしたときのもので、締めている化粧まわしは千代の富士が気に入っていた、出身地の北海道の後援会から贈られたものだということです。

この優勝額は、これまで地元の北海道で展示されていましたが、遺族が「両国駅に優勝額を飾ってほしい」と、提供を申し出たということです。

18日は、両国の国技館で秋場所が開催されていることもあり、大勢の人が優勝額の前で足を止め、写真撮影などをしていました。

両国駅には、ほかにも白鵬など、4人の優勝額が飾られていて、千代の富士の優勝額の設置を受け、19日からの4連休は、千代の富士が使った化粧まわしなどの展示が行われる記念イベントも開かれるということです。

駅を利用した50代の女性は「とてもオーラのある力士だったことを思い出します。こうして横綱が並ぶと迫力がありますし、駅にくれば、また会えるようでいいですね」と話していました。

また、長男の秋元剛さんは「多くの方々の目に触れれば、千代の富士も喜んでくれるのではと思い設置してもらいました。1人でも多くの人に見てもらいたいです」と話していました。

両国駅の西山和弘駅長は「立ち止まる人が多く、千代の富士の人気の高さを感じます。両国と言えば相撲。相撲と言えば両国なので、今回のように駅の利用者や地域の方たちに喜んでもらえる取り組みを、これからも行いたい」と話していました。