DV被害女性の情報を加害者の夫に送る 東京 世田谷区

DV被害女性の情報を加害者の夫に送る 東京 世田谷区
東京 世田谷区が3年前にDV=ドメスティックバイオレンスの被害を受けて別の自治体に引っ越した女性の住所が類推される書類を誤って加害者の夫に送っていたことが分かりました。今月は、目黒区でも同様の事案が明らかになっていて、DV被害者の情報管理の在り方が問われそうです。
世田谷区によりますと、3年前に夫からDVの被害を受けて区に相談を続けていた女性が、別の自治体に引っ越したあと、世田谷区が女性の国民健康保険の脱退手続きを行っていたところ、誤って医療費の返還を求める通知を加害者の夫の住所に送ってしまったということです。

この通知には、女性が引っ越したあとに受診した医療機関名が記されていて、その医療機関の名前の中に女性の住所が類推される駅名が入っていたということです。

女性のもとに夫から連絡が来たことから、女性が区に問い合わせて情報漏えいが発覚したということで、女性は住所が特定されるのを恐れて再び引っ越しをしたということです。

世田谷区は、通知を担当した部署が女性の状況を把握しておらず、確認も不十分だったとして女性に謝罪したということです。

また、この件を受けて担当部署では情報共有のためのマニュアルを作るなど再発防止に努めているとしています。

今月は、目黒区でもDVの被害を受けていた女性の住所が記載された書類が誤って加害者の男性に漏れていたことが明らかになっていて、相次ぐ加害者への情報漏えいに、DVの被害者の情報管理の在り方が問われそうです。