東京 江戸川区にある障害者のグループホームで、従業員と利用者合わせて5人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。区は、感染者の集団＝クラスターが発生したとみて対応しています。

江戸川保健所によりますと、江戸川区にある障害者のグループホーム「江戸川菜の花の会あるめりあ1」で、17日までに50代と60代の従業員の女性2人と40代と50代の利用者3人の合わせて5人が、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

利用者は入院しているものの、重症ではないということです。

区によりますと、従業員はいずれも施設内で食事の提供や共有スペースの掃除など、利用者の身の回りの世話を中心に行っていたということです。

区保健所は、施設内で感染が広がったクラスターとみて、施設内の消毒などを行ったほか、引き続き濃厚接触者の調査を進め、順次、PCR検査を行うことにしています。