工藤会トップら 元警察官へ1600万円余賠償の判決確定 最高裁

工藤会トップら 元警察官へ1600万円余賠償の判決確定 最高裁
特定危険指定暴力団、工藤会トップの野村悟総裁ら幹部に対し、銃撃事件で大けがを負った元警察官が賠償を求めた裁判で、最高裁判所は野村総裁の上告を退ける決定をし、幹部らに1600万円余りの賠償を命じた判決が確定しました。
福岡県警で暴力団の捜査を担当していた元警部は、平成24年に北九州市で銃撃され、工藤会トップの野村総裁ら幹部4人に責任があるとして、賠償を求める訴えを起こしました。

1審と2審は「トップが元警部に危害を加えることを決め、幹部らに指示したと認められる」などと指摘して、4人に1600万円余りの賠償を命じ、野村総裁だけが上告していました。

最高裁判所第3小法廷の林道晴裁判長は、17日までに上告を退ける決定をし、賠償を命じた判決が確定しました。

野村被告は、元警部の銃撃事件のほか、漁協の元組合長の射殺事件など、4つの事件で殺人などの罪に問われていて、福岡地方裁判所で刑事裁判が続いています。