IR汚職事件 贈賄側観光会社の前会長に懲役10か月求刑

IR汚職事件 贈賄側観光会社の前会長に懲役10か月求刑
k10012622791_202009171412_202009171413.mp4
秋元司衆議院議員が起訴されたIR・統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で、贈賄の罪に問われている札幌市の観光会社の前会長に対し、検察は「『いたれりつくせり』の接待旅行だった」として、懲役10か月を求刑しました。
一方、弁護側は罰金刑を求めました。
札幌市の観光会社「加森観光」の前会長、加森公人被告(77)は、中国企業の元顧問らと共謀しておととし2月、衆議院議員の秋元司被告と家族を北海道留寿都村に招待し、およそ76万円の旅行代金を負担したとして、贈賄の罪に問われています。

東京地方裁判所で開かれた17日の裁判で、検察は「最も広い部屋に泊めてレジャーを満喫させ、IR事業の誘致を有利に進めるための『いたれりつくせり』の接待旅行だった。IR事業に対する社会の信頼を著しく失墜させた」として、懲役10か月を求刑しました。

一方、前会長の弁護士は「見返りを求める意識はなかった」として、罰金刑を求めました。

審理の最後に加森前会長は「家族や従業員、関係者に心配をかけ、申し訳ない。これからは経済人として、社会に貢献したい」と述べました。

判決は、今月25日に言い渡されます。