プラごみ 違法輸出など国際犯罪が急増 中国の受け入れ規制で

プラごみ 違法輸出など国際犯罪が急増 中国の受け入れ規制で
プラスチックごみの受け入れを中国が規制した影響で、世界各国で処理や保管が難しくなりごみが、どこから出たかを隠して違法に輸出するなどの国際犯罪が急増していることがわかりました。インターポール=国際刑事警察機構が警戒を強めています。
プラスチックごみは、おととしから中国が国外からの受け入れを厳しく規制した影響で、先進国を中心に保管する量が増え処理が難しくなっています。

インターポールが加盟国の捜査情報などをもとに、プラスチックごみに関する犯罪を調べたところ、おととし以降、違法な輸出や受け入れが急増していることが分かりました。

この中では、ごみの出どころを隠したうえで東南アジアや東ヨーロッパに輸出したり、アジアの違法なリサイクル施設がヨーロッパからごみを持ち込み不正な利益を得たりするケースが確認されたということです。

さらに、偽造された許可証などを使った違法な焼却や埋め立ても相次いでいるということです。

こうした実態についてインターポールで報告書の取りまとめにあたったパトリシア・グローレイさんは「犯罪をなくし、環境を守るためには各国の捜査機関が情報共有を進めていく必要がある」と話しています。