ハンマー投げの鉄球当たり生徒2人けが 高校の部活動中 岩手

ハンマー投げの鉄球当たり生徒2人けが 高校の部活動中 岩手
16日、岩手県滝沢市の高校で部活動中にハンマー投げのハンマーが生徒2人に当たり、頭などにけがをして病院に搬送されました。このうち1人は意識不明の状態で、治療を受けています。
16日午後4時半ごろ、滝沢市の盛岡農業高校で、部活動中に陸上部の男子生徒が投げたハンマー投げのハンマーが、ソフトテニス部の2年生の男子生徒2人に当たりました。

このうち、ハンマーの鉄球部分が当たった16歳の男子生徒は、頭から出血し意識不明の状態になっていて、岩手県高度救命救急センターで治療を受けています。

また、ハンマーのハンドル部分が当たった17歳の男子生徒は、病院に搬送されましたが、首の打撲などの症状で、16日のうちに帰宅したということです。

高校によりますと、陸上部には顧問が3人いますが、月に1度の職員会議の際には顧問不在で活動することもあったといい、16日も生徒だけで練習していました。

ハンマー投げの練習場はテニスコートの隣にあり、安全対策のため高さ5メートルほどの金網で囲われていますが、天井部分には囲いはされていませんでした。

警察は今後、事故の状況を詳しく調べることにしています。

盛岡農業高校の千葉久 副校長は「一刻も早い生徒の回復を祈っています。事故は予想していない方向にハンマーが飛んだことで起きたと認識しています。当時の状況を調べるとともに、ハンマーがそれた場合でも事故を防ぐことができるよう安全対策を再検証したい」と話しています。

岩手県教委が緊急通知

この事故を受け、岩手県教育委員会は17日、県内の県立高校などに対し、部活動など学校現場での安全対策の徹底などを求める緊急の通知を出しました。