安倍内閣総辞職 閣僚の反応

安倍内閣総辞職 閣僚の反応
安倍総理大臣は午前9時すぎから開いた臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、安倍内閣は総辞職しました。閣僚の反応です。

萩生田文部科学相「再任し 継続的な課題しっかり対応」

再任が内定している萩生田文部科学大臣は、臨時閣議のあとの記者会見で、「自民党の菅総裁からきのう再任の連絡があり、『コロナ禍での子どもたちの学びを守らなくてはならないという継続的な課題があるため、しっかり対応してほしい』と言われた」と述べました。

そのうえで、「高等教育機関などは3月卒業、4月入学にこだわる必要はないのではないかと思っている。ワーキンググループで議論を始めていただいたので、日本の教育の学期制度の在り方について引き続き議論をしていただきたい。また、少人数学級は、方向性は決めることができたので、将来、持続可能な制度にできるようにしたい」と述べました。

江藤農相「台風災害に思い切った対策」

退任する江藤農林水産大臣は閣議後の記者会見で、「就任直後の台風による未曽有の災害に対しては思い切った対策を打ち、農林水産業を諦めようという人に歯止めをかけられたのではないか」と述べました。

そして、今後の農業政策に関する基本計画の策定にあたったことなどを振り返ったうえで、江藤大臣は「農業の魅力が高まり担い手が集まることによって、自給率が向上し、農林水産物や加工品の輸出が増えることを願っている」と述べました。

西村経済再生担当相「菅内閣の一員として引き続き全力」

再任が内定している西村経済再生担当大臣は、臨時閣議のあとの記者会見で、「非常にさみしい感じがするが、新たに、菅内閣が誕生するので、その一員として、引き続き、全力を尽くしたい。新型コロナウイルスの感染状況は、今、減少傾向を維持しているが、今後にしっかり備えたい」と述べました。

また、安倍内閣で印象に残ったことを問われたのに対し、緊急事態宣言を出して「最低7割、極力8割」の接触削減を呼びかけことを挙げ、「受け入れられるかどうか分からず不安だったが、安倍総理大臣が決断し、国民の協力もあり、宣言を解除することができた。宣言を出してから解除までに体重は3キロほど減り、厳しい状況だった」と振り返りました。

西村官房副長官「極めて濃密な1年だった」

西村官房副長官は、臨時閣議のあとの記者会見で、官房副長官を務めた1年間で印象に残ったできごとについて、「就任後すぐに日米首脳会談に同席し、その後、日本各地に大きな被害をもたらした台風や豪雨災害が発生し、北朝鮮から弾道ミサイルが発射されるなど危機管理を所管する副長官として大変なスタートだった」と振り返りました。

そのうえで、「平成から令和への『み代がわり』の一連の皇室行事もあった。ことしに入ってからは新型コロナウイルス感染症対策という、今まで経験したことのない困難な事態に直面して、大きな時代の変わり目の中で日々全力で職務にあたってきた。極めて濃密な1年だった」と述べました。