官房長官に加藤勝信厚労相 起用の意向固める 菅新総裁

官房長官に加藤勝信厚労相 起用の意向固める 菅新総裁
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16日に行う組閣人事で自民党の菅新総裁は、官房長官に竹下派の加藤勝信厚生労働大臣を起用する意向を固めました。
加藤氏は衆議院岡山5区選出の当選6回で、64歳。
自民党竹下派に所属しています。

旧大蔵省出身で、義理の父親の加藤六月元農林水産大臣の秘書などを経て、平成15年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに官房副長官や一億総活躍担当大臣を歴任し、3年前に厚生労働大臣に起用されたあと、党の総務会長に就任しました。

そして去年の内閣改造で再び厚生労働大臣に起用され、新型コロナウイルスへの対応などにあたってきました。

義理の父親の六月氏は、安倍総理大臣の父親、晋太郎元外務大臣の盟友で、安倍総理大臣と加藤氏も旧知の仲で知られています。

菅新総裁としては、安倍総理大臣に近く、厚生労働行政など幅広い分野の政策に明るい加藤氏を起用することで安倍政権の継承を印象づけ、政権運営を安定させるねらいがあるものとみられます。

加藤氏は4人の娘の父親で、娘たちから教えてもらった人気のラーメン店やハンバーガーショップの行列に並ぶなどグルメな一面もあります。

日頃から体力作りを心がけていて時間がある時はエレベーターは使わず、厚生労働省が入る庁舎の10階にある大臣室まで階段であがっているということです。

加藤氏「自分なりに頑張っていきたい」

官房長官への起用が固まった加藤厚生労働大臣は15日夜9時ごろ、東京 渋谷区の自宅前で記者団に対し「先ほど菅総裁とお会いして、今度の政権の中で『ぜひ官房長官を』というお話をいただいた。大変な重責で、菅官房長官が7年8か月、本当にすばらしい長官ぶりを発揮されているので、とてもそれに比肩することはできないと思うが、自分なりに頑張っていきたい」と述べました。

菅新総裁との会談については「当面の段取りを打ち合わせした。政策の中身については、特段話をしていない」と述べました。