プロ野球 オーナー会議 観客数の上限引き上げを確認 19日から

プロ野球 オーナー会議 観客数の上限引き上げを確認 19日から
プロ野球のオーナー会議が開かれ、今月19日から政府の方針に基づき、各球団の判断で観客数の上限を引き上げることを改めて確認しました。
政府はプロ野球などのイベントの参加人数について、今月19日からは5000人の上限を撤廃して、収容人数の半分までに緩和します。

14日のオーナー会議では、政府の方針に基づいて今月19日から、各球団の判断で観客数の上限を引き上げることを改めて確認しました。

議長を務めたDeNAの南場智子オーナーは会議後のオンライン会見で「これまでより多くの方にシーズン終盤の熱戦を楽しんでいただきたい。規制緩和に伴ってこれまで以上に感染防止を徹底していく」と話していました。

また、ことし10月から来年9月までのNPB=日本野球機構の事業計画と予算が承認されました。

ことしは新型コロナウイルスの影響で中止した、オールスターゲームなどを来年は例年どおり開催することを前提している一方、ことし11月の日本シリーズは観客数の制限により収入を低めに想定しているため、予算の規模は前の期と比べて6億3000万円少なくなっています。

南場オーナーは「ことしでこの困難がすべて終わるというのは楽観的すぎる。来シーズンになれば新型コロナウイルスから解放されると想定している球団はない。具体的方策はいろいろな取り組みが検討されていて、各球団でいろいろな情報交換が活発に行われている」と話していました。