自民党総裁選 両院議員総会始まる 午後3時半ごろ開票結果発表

自民党総裁選 両院議員総会始まる 午後3時半ごろ開票結果発表
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安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党の総裁選挙は、午後2時から両院議員総会が始まり、まもなく投票が行われます。午後3時半ごろには開票結果が発表され、菅官房長官が、国会議員票と地方票の合計で過半数を獲得し、新しい総裁に選出される見通しです。
安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙は、石破元幹事長、菅官房長官、岸田政務調査会長の3人が、394票の「国会議員票」と、47の都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の「地方票」の、合わせて535票をめぐって選挙戦を繰り広げてきました。

午後2時から、都内のホテルで党大会に代わる両院議員総会が始まり、まもなく、国会議員と都道府県連の代表による投票が行われます。

NHKの情勢取材では、菅氏が国会議員票で7割以上を固め、地方票でもすでに過半数を獲得するなど、大きく支持を広げています。

国会議員票と地方票の開票結果は、午後3時半ごろに合わせて発表され、菅氏が、全体で過半数を獲得し、石破氏と岸田氏を抑えて新しい総裁に選出される見通しです。

その後、菅氏は、午後6時から党本部で記者会見し、党運営の方針や、重点的に取り組む政策課題などについて、みずからの見解を明らかにすることにしています。

石破元幹事長「己を捨ててこれからも戦っていきたい」

石破元幹事長の陣営は、投開票を前に国会内で会合を開き、石破派と無派閥の議員らおよそ20人が集まりました。

この中で、石破氏は「大変短い選挙戦だったが、政策や党の在り方を訴える機会があり、この上ない幸せだった。『そうだね』と納得し、『一緒にやろう』と共感してもらう。政治とはそうあるべきで、きれい事だという人もいるかもしれないが、熱い思いと純粋な志を失ってはならない。己を捨てて、日本のため、次の時代のため、これからも戦っていきたい」と決意を示しました。そして、出席者が石破氏にエールを送り、拍手で送り出していました。

菅官房長官「国民のために働く内閣を作りたい」

菅官房長官の陣営は投開票を前に、午後1時から会場内のホテルで会合を開き、菅氏を支援する5つの派閥の幹部など数百人が出席しました。

この中で菅氏は「熟慮に熟慮を重ねて立候補を決め、出遅れていたが、皆さんの力によって、いつの間にか1番前に出てきているのではないか。目指す社会像は、自助、共助、公助、そして絆だ。役所の縦割りや既得権益、悪しき前例主義をぶち壊して規制改革を進め、国民のために働く内閣を作りたい」と述べました。

そのうえで菅氏は「勝利は目前だと思う。秋田から出てきて、地縁も血縁もない中で政治の世界に飛び込み、ゼロからのスタートでも日本では総理大臣になれるということを実証したい」と述べました。

そして、最後に、出席者全員で「勝つぞ」と声を合わせ、結束を確認しました。

岸田政調会長「最後まで頑張ったからこそ見える景色ある」

岸田政務調査会長の陣営は、投開票を前に午後1時前から会場のホテル内で会合を開き、岸田派の議員を中心におよそ50人が出席しました。

この中で、岸田氏は「選挙期間中、間違いなく手応えを感じ、私自身も新しい岸田文雄『キッシー』をしっかりと訴えることができた。投票箱が閉まるまで、最後の一瞬まで行動したい。最後まで全力で頑張ったからこそ見える景色がある。戦いをしっかりと続けていくためにも、最後の最後まで力添えをお願いしたい」と、決意を示しました。

そして出席者全員でカツカレーを食べ、改めて結束を確認していました。