イベント制限緩和受け プロ野球各球団 観客数上限引き上げへ

イベント制限緩和受け プロ野球各球団 観客数上限引き上げへ
政府がイベントの開催制限の緩和を決定したことを受けてプロ野球の各球団は観客数の上限を引き上げてチケットを販売すると発表しました。

巨人 上限を1万9000人に

プロ野球では新型コロナウイルスの感染対策としてことし7月以降、観客数の上限を5000人にして試合を開催してきました。

政府の決定を受けて今月19日以降は各球団の判断で球場の収容人数の半分まで観客数の上限を引き上げることが認められ、このうち巨人は今月21日に本拠地・東京ドームで行われる広島戦から入場者数の上限を1万9000人に引き上げてチケットを販売すると発表しました。

球団によりますと、客席は前後左右の間隔をあけるなど、引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めることにしています。

またチケットの枚数の変更やそれに伴う販売方法など詳細については、今後、決まり次第、球団のホームページなどで発表するとしています。

阪神 5000席程度のチケット追加販売へ

政府がイベントの開催制限の緩和を決定したことを受けてプロ野球・阪神は、今月21日に甲子園球場で行う試合から5000席程度のチケットを追加販売する方針を示しました。

これで最大で1万人程度の観客が訪れることになります。

さらに来月以降については2万席程度を上限にチケットを販売する予定だということです。

球団は、「制限緩和にともなって密を回避する体制づくりを関係機関と連携して行っている。ファンに安心して観戦してもらえる環境の準備に努める」とコメントしています。

また、オリックスも今月19日以降の主催試合でチケットの追加販売を検討していて、14日、会議を開き、詳細を決めるとしています。