大相撲 松ヶ根親方 ガイドライン違反の行動で謹慎 新型コロナ

大相撲 松ヶ根親方 ガイドライン違反の行動で謹慎 新型コロナ
日本相撲協会は、松ヶ根親方が新型コロナウイルスの感染拡大防止のために定めたガイドラインに違反する行動をしたとして、12日から謹慎させると発表しました。
日本相撲協会の芝田山広報部長は元幕内、玉力道の松ヶ根親方が感染拡大防止のため不要不急の外出自粛などを定めたガイドラインに違反する行動をしたとして、12日から秋場所の期間を含む当面の間、「謹慎」させると発表しました。

相撲協会は今後、コンプライアンス委員会による調査を行ったうえで松ヶ根親方を処分する方針で、現時点では具体的な行動の内容を明らかにしていません。

松ヶ根親方は先月6日、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されていて、芝田山広報部長は、「一度、陽性反応が出ているんだから自覚しないといけない」と話していました。

大相撲では、11日も時津風親方が行動違反で謹慎となっていて、親方による行動違反が相次いでいます。

日本相撲協会の尾車事業部長は、「協会員が1つになってやっていかないといけない大事なときに軽はずみな行動を親方が取ってしまうことは本当に残念だし、悔しく思う」と話していました。