茂木外相 短期滞在者対象にシンガポールとの往来再開を発表

茂木外相 短期滞在者対象にシンガポールとの往来再開を発表
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限措置をめぐり、茂木外務大臣は今月18日からシンガポールとの間で往来を再開させると発表しました。出張などの短期滞在者が初めて対象となり、一定の条件のもとで入国後の14日間の待機措置は免除されます。
新型コロナウイルスの水際対策として行っている外国人の入国制限措置をめぐって、政府はこれまでにベトナムや台湾など7つの国と地域との間で、企業の駐在員などの長期滞在者を対象に往来を再開させています。

これに関連し、茂木外務大臣は閣議のあとの記者会見で、今月18日からシンガポールとの間で出張などの短期滞在者を対象に往来を再開させると発表しました。

短期滞在者が対象となるのは初めてで、訪問場所などを記入した「活動計画書」の事前提出など、一定の条件のもとで入国後の14日間の待機措置は免除されます。

茂木大臣は「短期滞在者を対象とする枠組みの『ビジネストラック』は今回が初めてなので、これをほかの国との間にも広げられるよう、いいモデルにしていきたい。長期滞在者についても、早期の運用開始に向けて引き続き調整を進めている」と述べました。