原子力機構大洗研究所で火災 放射性物質漏れるなどの影響なし

原子力機構大洗研究所で火災 放射性物質漏れるなどの影響なし
10日午前、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で、放射線管理区域にある分電盤が焼ける火災がありました。火はすぐに消し止められ、放射性物質が外部に漏れるなどの影響はないということです。
10日午前11時40分ごろ、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構大洗研究所で、冷却用のナトリウムを分析する施設の室内にある分電盤から火が出ました。

火は作業員がその場ですぐに消し止め、通報を受けて駆けつけた町の消防が鎮火を確認しました。

原子力機構によりますと、火が出た分電盤は放射線管理区域内にありますが、分電盤がある部屋では10日は放射性物質は扱っておらず、放射性物質が外部に漏れるなどの影響はなかったほか、作業員の被ばくやけがもなかったということです。

作業員が「グローブボックス」と呼ばれる設備でナトリウムの分析をしようとした際、設備の電源が入らなかったため、分電盤の点検をしていたところ、火が出たということです。

原子力機構・大洗研究所高速炉実験部の関根隆次長は「このようなことが起きて非常に申し訳ない。詳しい原因を調べたい」と話していました。