自民党総裁選 立会演説会コロナ対策でネット中継 聴いた議員は

自民党総裁選 立会演説会コロナ対策でネット中継 聴いた議員は
自民党総裁選挙は、8日午後、立会演説会が行われ、本格的な論戦が始まりました。今回の立会演説会は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、会場への各陣営などの入場が20人までに制限され、インターネット中継で演説を聴く議員もいました。
松下新平元総務副大臣は、議員会館の事務所で、同僚の国会議員とともにインターネット中継の映像を見ながら、演説の内容にうなずいたり、時折メモをとったりしていました。

松下氏は「今回初めてオンラインで演説会を聴いた。広く国民に関心を持ってもらうチャンスだと思うので、党としてもフルに活用してほしい」と話していました。

また、一緒に演説を聴いた朝日健太郎参議院議員は「国民生活と政治との距離が課題としてよく言われるが、ツールを活用して身近に感じてもらえるいい機会になったのではないか」と話していました。

一方、三谷英弘衆議院議員は「ほかの候補者が話しているときに、別の候補者がどういう反応をしているかも含め、できればその場の空気感をもっと見たかった。ただ、コロナの状況の中では、われわれも慣れていかなければいけないのかなと思う」と話していました。