「イージス・アショア」断念で防衛省が自公に検証結果を説明

「イージス・アショア」断念で防衛省が自公に検証結果を説明
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の、山口・秋田両県への配備断念をめぐり、防衛省は具体的な裏付けがないまま、地元に安全性を説明していたなどとする検証結果を、自民・公明両党に説明しました。
「イージス・アショア」の配備をめぐり、政府は迎撃ミサイルを発射する際に使う「ブースター」と呼ばれる装置を安全に落下させるためには、ミサイルそのものの改修が必要だとして、ことし6月、山口・秋田両県への配備を断念しました。

防衛省は3日、自民・公明両党が、それぞれ開いた会議で断念に至る経緯を検証した結果を説明しました。

この中では、地元に対し具体的な裏付けがないまま「ブースター」を、安全に落下させることができるなどと伝えていたことを明らかにしました。

ところが、日米の担当者が気象条件などを踏まえて、さらに協議した結果、ミサイルそのものの改修が必要だと判明したということです。

会議に出席した河野防衛大臣は、省内の幹部会議の在り方を見直し、組織内の情報共有を徹底するなどして、再発防止に努める考えを示しました。