東京都 新型コロナ感染状況 国の指標中3項目が「ステージ3」

東京都 新型コロナ感染状況 国の指標中3項目が「ステージ3」
東京都は3日、都内の新型コロナウイルスの感染状況と医療提供体制を分析・評価する「モニタリング会議」を開きました。会議では、2日時点の都内の感染状況が、政府の分科会が示した4つのステージの、どれにあてはまるのか示されました。
ステージを判断する指標の6つの項目のうち、
▽「感染経路が不明な人の割合」は、2日までの1週間平均で59.2%、
▽人口10万人当たりの入院患者と宿泊施設や、自宅で療養している人の「療養者数」は、18.1人、
▽「病床のひっ迫具合」では、現時点で確保している病床数の占有率が53.5%です。

これら3つの項目について会議では、専門家が、上から2つめの「ステージ3」に当てはまるとしました。
政府の分科会は「ステージ3」は、感染者が急増し、医療提供体制に大きな支障が出るのを避ける対応が必要な段階だとしています。

また、
▽2日までの1週間平均の「PCR検査の陽性率」の3.8%、
▽人口10万人当たりの1週間の「新規感染者数」の10.0人、
▽「直近1週間と前の週の感染者数の比較」で「少ない」となった3つの項目については「ステージ2」に相当するということです。

政府の分科会は「ステージ2」は、感染者がだんだん増えていて、医療提供体制への負荷が蓄積する段階だとしています。