新型コロナ対策「政府の対応に空白なし」西村経済再生相

新型コロナ対策「政府の対応に空白なし」西村経済再生相
新型コロナウイルスへの対応について、西村経済再生担当大臣は、衆議院予算委員会で、安倍総理大臣の辞任表明後も厚生労働省を中心に対策の強化に取り組んでおり、政府の対応に空白は生じていないという認識を示しました。
新型コロナウイルスへの対応をめぐり、衆議院予算委員会の閉会中審査が開かれ、立憲民主党の大串博志氏は政府の対応について「安倍総理大臣が辞任されることで、対策の空白が生じていないのか非常に懸念する。空白はあるのか無いのか」とただしました。

これに対し、西村経済再生担当大臣は「感染状況などは、定期的に安倍総理大臣や菅官房長官にも報告している。先月28日には、今後の取り組みをまとめ、厚生労働省を中心に対策を強化している」と述べ、政府の対応に空白は生じていないという認識を示しました。

国民民主党の後藤祐一氏は、ワクチンについて「1億2000万人分確保するということだが、有料にすると若者などは接種せず、大量にワクチンが余るのではないか。希望する人、全員が無料で接種できるようにすべきだ」と求めました。

これに対し加藤厚生労働大臣は「今後、国の主導のもと、身近な地域で接種を受けられる仕組みを含めた必要な体制の確保を行うとしており、現在関係者と議論している。国の財政支援については、議論を踏まえながら結論を出していきたい」と述べました。