自民党総裁選 麻生派と二階派に加え細田派も菅官房長官支持

自民党総裁選 麻生派と二階派に加え細田派も菅官房長官支持
自民党総裁選挙をめぐり、党内では、麻生派と二階派に加え、最大派閥の細田派も幹部が菅官房長官を支持する方針を確認するなど、菅氏への支持の広がりが加速しています。一方、執行部は、1日の総務会で、党員投票を省略し、両院議員総会を開いて新しい総裁を選ぶことを決めたいとしていますが、党内には党員投票を求める意見が根強く、調整が長引くことも予想されます。
安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙で、菅官房長官は、立候補の意向を固め、総裁選挙の方法などが決まった段階で最終的に判断し、正式に表明する見通しです。

菅氏については、党内第2派閥の麻生派と第4派閥の二階派が支持する方針を固めたほか、安倍総理大臣の出身派閥で党内最大の細田派も31日夜、幹部が対応を協議し、支持する方針を確認しました。

さらに、無派閥の複数の議員グループも菅氏を支持する見通しで、
菅氏への支持の広がりが加速しています。

一方、立候補に意欲を示している岸田政務調査会長は、31日、安倍総理大臣や竹下派会長の竹下元総務会長らと相次いで会談し、協力を求めました。

岸田氏は、党内の情勢について、「厳しい環境にある」とする一方、「逆風の中にあっても戦い続けなければならない」と重ねて立候補に強い意欲を示しました。

また、石破元幹事長は、派閥の会合に出席し、立候補するかどうかの判断について一任を受け、31日夜、民放のBS番組で、みずからの態度を表明する時期について、「総務会で選挙のルールが決まれば、早ければ早い方がいい。その時期はあすだろう」と述べました。

こうした中、党執行部は、総裁選挙を今月8日に告示したうえで、党員投票は省略し、14日に両院議員総会を開いて投開票を行う方向で調整しています。

これに対し、中堅・若手議員らが、31日、開かれた手続きで総裁を選ぶべきだとして、党員投票を実施するよう二階幹事長に要望したほか、地方組織からも要望が寄せられるなど党内には党員投票を求める意見が根強くあります。

執行部は、1日の総務会で、選挙の方法などを決めたいとしていますが、党員投票の実施をめぐって賛成・反対双方の立場から意見が出される見通しで調整が長引くことも予想されます。