7月の住宅着工戸数 10%超の落ち込み 4か月連続

7月の住宅着工戸数 10%超の落ち込み 4か月連続
7月に全国で着工された住宅の戸数は、新型コロナウイルスの影響で去年の同じ月と比べて11%余り減少しました。10%を超える落ち込みは4か月連続になります。
国土交通省によりますと、7月に全国で着工された住宅の戸数は7万232戸で、去年の同じ月と比べて11.4%減少しました。

13か月連続の減少で、10%を超える落ち込みは4か月連続となります。

内訳をみますと、
▽注文住宅を示す「持ち家」の落ち込みが最も大きく、13.6%減って2万2708戸でした。
▽賃貸アパートなどの「貸家」は、8.9%減って2万7684戸、
▽建て売り住宅などの「分譲住宅」は、11.8%減って1万9359戸でした。

国土交通省は「新型コロナウイルスの影響で、住宅展示場への来場者が減っていることが持ち家の着工戸数の減少につながっているとみられる。今後は貸家にも影響が及ばないか、注意して見る必要がある」としています。