御嶽山噴火から6年 行方不明者の家族が独自調査

御嶽山噴火から6年 行方不明者の家族が独自調査
来月噴火から6年となる御嶽山で、行方不明となっている当時、大学生の家族が今も立ち入り規制が続く登山道に初めて入り、独自に調査を行いました。
長野と岐阜の県境にある御嶽山は、平成26年9月に噴火し、死者・行方不明者63人を出しました。

29日は行方不明となっている1人で当時19歳だった大学生、愛知県刈谷市の野村亮太さんの父親とおじが今も立ち入り規制が続く山頂付近の登山道に特別に許可を受けて初めて入りました。

王滝村の職員などと一緒に登山道に入った2人は噴火の直前に撮影された写真を手がかりに野村さんがいた場所を確認し、花などを供えました。

そして、これまでに所持品が見つかった場所をたどって噴火から逃れようとした足取りを確認したり、足を踏み入れられない場所の状況をドローンを使って撮影したりしていました。

調査は、王滝村側の山頂への立ち入り規制が噴火以来初めて、今月1日に解除されたことを受けて計画されましたが、当初、予定していた今月7日と8日はいずれも天候不良で中止になっていました。

噴火当時、野村さんと一緒にいたおじの正則さんは「登山道の様子が変わっておらず、当時を思い出しました。どの辺りを逃げたのか確認できたので、今後の捜索の手がかりになると思います」と話していました。野村さんの家族は、木曽町側の登山道でも調査ができるよう、要望することにしています。