江戸川乱歩の銅像に謎のマスク いったい誰が? 三重 名張市

江戸川乱歩の銅像に謎のマスク いったい誰が? 三重 名張市
江戸川乱歩が生まれた、三重県名張市の近鉄名張駅前にある乱歩の銅像に、8月マスクが着けられているのが見つかり、「いったい、誰が?」と深まる“謎”が話題を呼んでいます。
日本の推理小説の父、江戸川乱歩の生誕の地として知られる三重県名張市の近鉄名張駅前には、江戸川乱歩の等身大の銅像が設置されています。

銅像は地元のロータリークラブが7年前に建てたもので、今月初めに乱歩の像にマスクが着けられていることに、クラブのメンバーが気が付いたということです。

クラブでは、いたずらを認めることになるので外すべきだという意見もありましたが、新型コロナウイルスの感染防止策として、マスク着用を促すことにつながるとして、着けたままにしておくことに決めたということです。

誰が像にマスクをつけたのか今もわかっておらず、深まる“謎”が地域で話題を呼んでいます。

名張ロータリークラブの淺津英明会長は、「最初に見たときにおもしろいなと感じました。これを機会に乱歩のことを知ってもえるし、啓発の役にも立つので、像を建てたかいがあります」と話していました。