バスケットボール男子のＢリーグは、10月に開幕する新しいシーズンの試合の観客数について、5000人を上限に、会場の収容人数の半分までとすることを決めました。

Ｂリーグは25日、オンラインで理事会を開き、10月に開幕する新しいシーズンの試合の開催方式などを協議しました。

この中で、試合を開催する時の観客数について、新型コロナウイルスの感染が収まっていないことから、政府の方針にのっとって5000人を上限に、収容人数の半分までとすることを決めました。

現在示されている目安が今後、変更されれば、それに沿った数にしていくということです。

また理事会では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために策定された、会場で観戦する際のルールも承認されました。

この中では、入場する際の検温と手の消毒を義務づけるほか、感染者が出た場合に、濃厚接触者を追跡できるよう、座席の番号を記録しておくことを求めたり、応援する時に大声を出すことを禁止したりしています。

Ｂリーグの島田慎二チェアマンは「現状では完全に感染のリスクを回避することはできないが、ファンにできるかぎり安心して会場に来てもらえるようにリーグとして準備を進めていきたい」と話しています。