愛知県 県内最大ドライブスルー方式のPCR検査所を開設

愛知県 県内最大ドライブスルー方式のPCR検査所を開設
愛知県は、新型コロナウイルスの検査のための検体をドライブスルー方式で採取する県内最大の「PCR検査所」を東浦町に開設しました。
検査所は、愛知県が、軽症の感染者などの療養施設が設けられている県の施設の駐車場を使用して20日午後に開設し、開設に先立って、検体の採取などの手順が公開されました。

この場所での検査は、車に乗ったままのドライブスルー方式で行われることになっていて、車で訪れた患者役の人が、渡された容器に車内でみずから検体を採取します。その後、検体を受け取った職員が袋などで密閉してクーラーボックスに保管していました。

患者自身が検体を採取でき、専門の職員を介さずに作業を進められるため、職員の感染リスクを減らせるほか、採取できる検体の数も増やせるということです。

検体採取の対象となるのは、医師からPCR検査が必要だと判断され、事前に予約した人に限られますが、県は、この検査所で、当面は1日90人を上限に検体の採取を行い、ことし11月中には上限を500人にまで増やしたいとしています。

県は、こうした検査所を名古屋市内にも開設したいとして、市と調整しているということです。