群馬県 新型コロナ 19人の感染確認 ホストクラブでクラスター

群馬県 新型コロナ 19人の感染確認 ホストクラブでクラスター
群馬県は16日、新たに県内で19人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

このうち17人は前橋市のホストクラブの従業員と利用客で、市は感染者の集団=クラスターが発生したとして、店を利用した人に帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。
感染が確認されたのは、前橋市が発表した市内外の10代から40代の男女15人、高崎市の20代の飲食店店長の男性、桐生市の50代の自営業の女性、伊勢崎市の20代の男性、富岡保健所管内の20代の女性の合わせて19人です。

このうち、前橋市が発表した15人と、伊勢崎市、富岡保健所管内の男女の合わせて17人は、15日、1人の感染が確認された、前橋市千代田町にあるホストクラブ「CLUB Rey」の従業員と利用客だということです。
前橋市はこの店で感染者の集団=クラスターが発生したとして、今月3日以降に店を利用した人に対し、最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。

16日の感染者の中には基礎疾患のある人もいますが、いずれも容体は安定しているか、症状がないということです。

県内で1日に感染が確認された人数としては、伊勢崎市の有料老人ホームでクラスターが発生した4月11日の35人に次いで多く、緊急事態宣言の解除後では最も多くなりました。

これで県内で感染が確認された人は298人となり、このうち19人が死亡しています。