北朝鮮 大雨による被害“22人死亡 4人行方不明”

北朝鮮 大雨による被害“22人死亡 4人行方不明”
北朝鮮ではこのところ大雨による洪水などの被害が伝えられていて、IFRC=国際赤十字・赤新月社連盟は、NHKの取材に対して、これまでに22人が死亡し、4人が行方不明になっていると明らかにしました。
北朝鮮では、梅雨前線に伴う大雨の影響で各地で洪水などの被害が連日伝えられていて、IFRCは14日、NHKの取材に対して、北朝鮮当局からこれまでに22人が死亡し4人が行方不明になっているとの連絡があったことを明らかにしました。

一方、14日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン(金正恩)委員長が出席して、13日行われた党政治局の会議で、これまでにおよそ1万6680世帯の住宅が損壊したり水につかったりするなど各地で深刻な被害が発生したことが報告されたと伝えました。

ただ、キム委員長は、世界各地で続く新型コロナウイルスの感染拡大に触れながら、「いかなる外部の支援も受けてはならず、国境を固く閉じるよう求める」と述べ、みずからの力で克服するよう指示しました。

「労働新聞」は人的被害についてはいっさい明らかにしておらず、北朝鮮としては被害の詳細を報じないことで国民の動揺を避けるねらいがあるとみられます。