苗場プリンスホテル 再び臨時休業へ 予約減少で 新潟 湯沢町

苗場プリンスホテル 再び臨時休業へ 予約減少で 新潟 湯沢町
7月、営業を再開したばかりの新潟県湯沢町の代表的なリゾートホテル「苗場プリンスホテル」が、新型コロナウイルスの感染拡大によって、この先の予約が大きく落ち込んでいるとして16日から冬にかけて再び臨時休業することになりました。
新潟県湯沢町の「苗場プリンスホテル」によりますと、新型コロナウイルスの影響で旅行を控える動きが続いたことに加え、例年100万人以上が訪れる長岡市の花火大会や、国内最大級のロックの祭典「フジロックフェスティバル」など利用客が見込めるイベントが相次いで中止されたこともあり、9月以降の宿泊予約は去年と比べて9割ほど減少したということです。

このため16日から12月24日まで臨時休業することを決めたということです。

「苗場プリンスホテル」は、新型コロナウイルスの影響でことし4月半ばから一時、営業を見合わせ、7月23日に再開したばかりで、「難しい判断となりましたがコロナ禍を乗り切り、再び地域の皆様と苗場を盛り上げたいと思っています」とコメントしています。

およそ150人の従業員の一部はグループのほかのホテルなどで勤務するということです。