「Go Toトラベル」参加宿泊施設の一部に指導や助言 赤羽国交相

「Go Toトラベル」参加宿泊施設の一部に指導や助言 赤羽国交相
赤羽国土交通大臣は、「Go Toトラベル」に参加する宿泊施設の感染防止対策を調査した結果、エレベーターに乗る人数を制限するなどの指導を行ったことを明らかにしたうえで、今後も継続的に調査し、改善すべき点を事業者に周知していく考えを示しました。
国土交通省は、「Go Toトラベル」に参加する全国54の宿泊施設について、感染防止対策が十分にとられているかを今月6日と7日に調査しました。

この結果について、赤羽大臣は11日の会見で「大半の施設では対策が確実に実施されていた」と述べたうえで、一部の施設に対しては、エレベーターに乗る人数の制限やフロントに客が並ぶ位置を示す印を表示するなどの指導や助言を行ったことを明らかにしました。

そのうえで「参加事業者と情報を共有して感染拡大防止策をより改善していくことが大事だと思っている」と述べ、今後も継続的に調査を行い、改善点などを参加事業者に周知していく考えを示しました。

また「Go Toトラベル」の割り引きに充てる予算について、全体の2割弱を各社の去年の販売実績にもとづいて割り当てたことを明らかにしたうえで、「残りの8割強は、中小事業者にも本事業をしっかりと活用していただけるように、各社の販売計画に基づいて適切な配分を行いたい」と述べました。