お盆の帰省 「高齢者の感染リスク下げて」西村経済再生相

お盆の帰省 「高齢者の感染リスク下げて」西村経済再生相
お盆の帰省にあたって、西村経済再生担当大臣は記者会見で、重症化するリスクの高い高齢者に感染させないよう、消毒やマスクの着用など感染防止策の徹底を呼びかけました。
西村経済再生担当大臣は、8日からお盆休みに入り帰省する人が増えることに関連し「高齢者や基礎疾患がある人に感染すると、重症化のリスクが高まる。とにかく、高齢者の感染リスクを下げるようお願いしたい」と述べました。

そして、消毒やマスクの着用、十分な換気、「3密」を避けるなどの、感染防止策を徹底するよう呼びかけました。

一方で、「こうした対応が難しい場合はオンライン帰省などで慎重に対応してもらいたい。熱がある人は外出を控え、感染リスクが高い場所に行った人も慎重に判断してほしい」と述べました。

また、政府の分科会が7日に感染状況を4つのステージに分けて判断するための指標を示したことに関連し、「この指標を目安にしながら、対策を強化すべき大事な局面なので、都道府県知事と連携して対策を取っていきたい」と述べました。

さらに、西村大臣は感染者が増えている沖縄県について、看護師や保健師の手配が十分でないとして、知事会などに協力を要請するとともに、宿泊施設での療養を進めるため、保健所を支援していく考えを示しました。