商船三井運航の貨物船 モーリシャス沖で座礁 大量の油流出

商船三井運航の貨物船 モーリシャス沖で座礁 大量の油流出
7月下旬、日本の海運大手、商船三井が運航する貨物船が、インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁し、現場の衛星画像から、周辺に大量の油が流れ出ていることがわかりました。商船三井は、関係当局と連携して対応するとしています。
先月26日、海運大手の商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」が、中国からシンガポールを経由してブラジルに向かう途中、インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁しました。

商船三井の7日の発表によりますと、現場で救助作業を進めていたところ、6日になって貨物船から燃料の油が流出したことが確認され、現場海域に甚大な影響を及ぼしているということです。

アメリカの衛星会社「マクサー・テクノロジーズ」が撮影した衛星画像によりますと、座礁した貨物船から黒い油が大量に流出し、周辺の海域一帯が黒くなっていることがわかります。

モーリシャスでは豊かな自然を売りにした観光が主要産業の1つとなっていて、モーリシャス政府は、国連に対し、専門家や機材の派遣など緊急の支援を求めました。

「WAKASHIO」は全長がおよそ300メートルある大型のばら積み貨物船で、商船三井は「関係当局と連携し、早期の事態解決に向けて全力で取り組む」としています。