大相撲の松ヶ根親方が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。発熱などの症状はなく、力士などに濃厚接触者はいないということです。

日本相撲協会によりますと、6日、元幕内、玉力道の松ヶ根親方が新型コロナウイルスのＰＣＲ検査を受けたところ、陽性と判定されました。

松ヶ根親方は、発熱などの症状はありませんでしたが、新弟子のスカウトのための外出や面談をするにあたって、事前に検査を受けたということで、7日から都内の病院に入院して経過を観察しているということです。

松ヶ根親方は、二所ノ関部屋の部屋付き親方ですが、保健所が調査したところ、7月場所の間は部屋に通っておらず、力士などの相撲関係者や国技館に来た人に濃厚接触者はいないということです。

日本相撲協会は「今後も感染拡大の防止に努め、国技館に出入りする皆さまの健康と安全を確保するため、十分な注意を払ってまいります」とコメントしています。