東京54人埼玉53人搬送 首都圏各地で熱中症相次ぐ

東京54人埼玉53人搬送 首都圏各地で熱中症相次ぐ
東京の都心は7日、ことし初めての猛暑日となり、都内では午後3時までに熱中症の疑いで合わせて54人が病院に搬送されました。東京消防庁は冷房を適切に利用するなどの対策をとるよう呼びかけています。
東京消防庁によりますと、都内では、7日午後3時までに、2歳から101歳までの男女合わせて54人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

半数余りが60歳以上で、このうち50代の女性1人が重症だということです。

また、軽症は34人で、7日午前、足立区の小学校で体育の授業中に症状を訴えて、病院に運ばれた児童も含まれているということです。

都内はあす以降も気温が高くなる見込みで、東京消防庁は冷房を適切に利用したり、こまめに水分をとったりして熱中症への対策をとるよう呼びかけています。

埼玉で53人

埼玉県によりますと、午後4時現在、熱中症とみられる症状で県内の13歳から96歳までの合わせて53人が病院に運ばれたということです。

このうち、日高市の89歳の男性と毛呂山町の90歳の男性の2人は入院が必要な重症だということです。

気象台によりますと、埼玉県内の日中の最高気温は、さいたま市で36.4度、越谷市で35.5度など、県内8か所の観測地点のうち5か所が35度以上の猛暑日となっていました。

千葉で37人搬送

千葉県内では茂原市などで、ことし初めての猛暑日となり、熱中症の疑いで病院に搬送された人は、午後4時の時点で37人にのぼっています。

銚子地方気象台によりますと、千葉県内では7日、茂原市で35.7度、横芝光町で35.6度と、2つの地点でこの夏初めての猛暑日となりました。

熱中症の疑いで搬送される人も相次いでいて千葉県が各地の消防を通じてまとめたところ、病院に搬送された人は午後4時の時点で、37人にのぼりました。

千葉県によりますと重症者はおらず、中等症が22人、軽症が15人だということです。

神奈川で21人搬送

神奈川県のまとめによりますと県内で7日、午後3時までに熱中症の疑いで搬送された人は合わせて21人でした。

このうち中等症が10人、軽症が11人で症状の重い人はいないということです。

群馬で14人搬送

群馬県によりますと午後3時現在、熱中症とみられる症状で13歳から94歳までの合わせて14人が病院に運ばれたということです。

このうち3週間未満の入院が必要な「中等症」は8人で6人が65歳以上でした。

また、軽症は13歳と14歳の2人を含む6人でした。

茨城で11人搬送

NHKが茨城県内の消防に取材したところ県内では午後4時までに熱中症の疑いで11人が搬送されたということです。

このうち3人がやや症状が重い中等症、8人が軽症で、重症の人はいないということです。

このうち常陸大宮市では中学校の部活動で、体育館でバレーボールの練習をしていた女子生徒1人が、手足のしびれと過呼吸の症状を訴え軽症だということです。

また、水戸市では81歳の男性が庭で除草作業中に倒れ中等症だということです。

栃木で6人搬送

栃木県によりますと、県内では7日午後4時現在、熱中症とみられる症状で合わせて6人が病院に運ばれたということです。

このうち、3週間未満の入院が必要となる「中等症」が4人、軽症が2人だということです。

神奈川と千葉に高温注意情報

神奈川県と千葉県では8日、熱中症の危険性が極めて高くなると予想されています。

気象庁と環境省は高温注意情報を発表し、熱中症に対する一層の対応を求めています。

気象庁と環境省は外出をなるべく避けることや、室内をエアコンなどで涼しくして過ごすこと、運動する場合は医師や看護師を配置するなどの対策を取ったり、涼しい屋内で行ったりするよう呼びかけています。

8日、日中の最高気温は、横浜市と千葉県館山市で33度と予想されています。

環境省が公開している「暑さ指数」も確認し、熱中症を予防する行動を取ってください。お年寄りや小さな子どもは特に注意が必要です。