6月消費支出 前年同月比1.2%減 マイナス幅は10万円給付で縮小

6月消費支出 前年同月比1.2%減 マイナス幅は10万円給付で縮小
個人消費の動向を示す総務省の家計調査によりますと、ことし6月に1人暮らしを除く世帯が消費に使った金額は、前の年の同じ月を1.2%下回りました。9か月連続の減少となりましたが、現金10万円の一律給付の効果もあって、マイナス幅は5月の16.2%から大幅に縮小しました。
総務省が発表した家計調査によりますと、ことし6月に1人暮らしを除く世帯が消費に使った金額は、1世帯当たり27万3699円でした。

物価の変動による影響を除いた実質で、前の年の同じ月を1.2%下回り、去年10月から9か月連続の減少となりました。

ただ、マイナス幅は、記録的な落ち込みとなったことし5月の16.2%と比べ大幅に縮小しました。

支出の内訳をみますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、映画・演劇などの入場料が95%減少したほか、パック旅行費も90%減少しました。一方で、家電製品の購入が増え、テレビが83%、エアコンが29%増加したほか、家具ではテーブル・ソファーが111%の大幅な増加となりました。

総務省は「6月は、新型コロナウイルスの経済活動への影響がやや弱まったところに、10万円の給付の動きもつながって、マイナス幅が圧縮された。ただ、足元では感染者が再び増えており、消費の動向を注視していく必要がある」と話しています。

また、6月の勤労者世帯の収入は、世帯主の収入は2.7%減少した一方、1世帯当たりの収入は一律10万円の給付があったことで、101万9095円と15.6%の増加となり、比較が可能な2001年1月以降、最大の上げ幅となりました。