ささかまぼこの自動販売機登場 コロナで対面販売減る中 宮城

ささかまぼこの自動販売機登場 コロナで対面販売減る中 宮城
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新型コロナウイルスの影響で対面での販売の機会が減る中、宮城県塩釜市のかまぼこ店が名物のささかまぼこを専用の自動販売機で販売する取り組みを試験的に始めました。
この取り組みは、塩釜市にあるかまぼこなどの製造・販売会社『武田の笹かまぼこ』が6日から始めました。

新型コロナウイルスの影響で対面での販売の機会が減る中、宮城名物のささかまぼこ専用の自動販売機を仙台市のメーカーと開発し、日本三景の1つ、松島がある松島町の観光船乗り場の待合室に設置しました。
自動販売機には牛タン入りやミニサイズなど8種類の商品が並び、自動販売機でしか買えない商品もあります。試験的な販売は今年度いっぱい行われる予定で、結果を踏まえて本格的な展開を検討するということです。

早速購入した滋賀県から来た夫婦は「以前から宮城はささかまぼこというイメージがあり、自動販売機で売っているのがおもしろいと思って買いました」と話していました。

『武田の笹かまぼこ』の武田武士社長は「新型コロナの影響で松島も観光客が少なくなり、元気を失ってしまうのは残念だと思って何かできないかと考えました。自動販売機の設置が明るい話題になったらいいなと思います」と話していました。