次期駐日米大使ワインスタイン氏「日本にこれまで以上責任を」

次期駐日米大使ワインスタイン氏「日本にこれまで以上責任を」
アメリカの新しい駐日大使に指名されたワインスタイン氏は5日の議会上院の公聴会で、「日本にはこれまで以上の責任を負ってもらうことを促す」と述べ、安全保障面で日本側に一層の貢献を求めていく考えを示しました。
アメリカのトランプ大統領に新しい駐日大使に指名されたケネス・ワインスタイン氏は5日、議会上院の公聴会に出席し、軍事力を強化させている中国を念頭に「日本にはこれまで以上の責任を負ってもらうことを促す」と述べました。

この中で、ワインスタイン氏は日本が最近、アメリカから多額の防衛装備品を購入していることについて評価したうえで、トランプ大統領が日本に大幅に負担を増やすよう求めている、在日アメリカ軍の駐留経費をめぐる協議の妥結にも期待を示しました。

一方、ワインスタイン氏は在日アメリカ軍基地については「日本全体の1%の面積の沖縄県にアメリカ軍基地の70%が集中しており、負担が偏在している」と述べ、基地の再編問題にも意欲を示しました。

日米関係を含むアメリカ外交政策の専門家として、保守系シンクタンクの所長を務めるワインスタイン氏は、安倍総理大臣とも近いとされており、日米関係の課題解決に向けた手腕に注目が集まっています。

ワインスタイン氏は議会上院の承認が得られしだい、日本に着任する見通しですが、トランプ大統領に政治任用された大使の任期は、秋の大統領選挙の結果しだいでは大きく変わる可能性があります。