バングラデシュに新型コロナ対策への緊急支援で円借款を確認

バングラデシュに新型コロナ対策への緊急支援で円借款を確認
安倍総理大臣は、バングラデシュのハシナ首相と電話で会談し、新型コロナウイルス対策への緊急支援を目的に、350億円を限度とする円借款を行うことで合意したことを確認し、新型コロナウイルスの感染収束に向け、協力していくことで一致しました。
電話会談で両首脳は5日、新型コロナウイルス対策への緊急支援を目的に350億円を限度とする円借款を行うことで両政府が合意したことを確認しました。

そして、新型コロナウイルスの感染収束に向け、協力していくことで一致しました。

また、ミャンマーからバングラデシュに逃れたイスラム教徒の少数派、ロヒンギャの人たちなどの受け入れについて、安倍総理大臣は「支援を継続し、引き続きミャンマーに帰還環境整備を促していく」と述べました。

これに対して、ハシナ首相は、避難民の早期帰還の重要性を強調し、日本の支援に感謝の意を伝えました。

さらに両首脳は、バングラデシュ南部で高効率の石炭火力発電所の建設を含む地域開発に引き続き協力するとともに、再生可能エネルギーの活用を支援して、長期的な脱炭素化への協力を強化していくことも確認しました。