「広島県被団協」の慰霊祭 1日前倒しで規模も大幅縮小

「広島県被団協」の慰霊祭 1日前倒しで規模も大幅縮小
毎年8月6日の「原爆の日」に慰霊祭を行っている「広島県被団協」は、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、日にちを1日前倒しして、規模も大幅に縮小して5日実施しました。
県内の被爆者で作る団体で、坪井直さんが理事長を務める「広島県被団協」は、毎年8月6日の「広島原爆の日」に合わせて慰霊祭を行っていますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、1日前倒しして行いました。

例年は広島市内のホテルでおよそ100人が参列していましたが、ことしは広島市中区の県被団協のあるビルの1室で実施し、参列者も役員9人だけと規模を大幅に縮小しました。

はじめに全員で黙とうをしたあと、高齢で対外的な活動が難しい坪井理事長のあいさつが代読され「人類を滅亡させる原爆の悲劇で亡くなった方々のみ霊に謹んで哀悼の誠をささげます」というメッセージが読み上げられました。

このあと、参列者は祭壇に花をささげ、原爆で犠牲になった人たちを追悼していました。

3歳の時に被爆した箕牧智之理事長代行は「戦争と核兵器の恐ろしさは風化させてはならず、今後も若い世代に伝え続けていきたい。核兵器の廃絶に向けて日本政府は核兵器禁止条約に署名してもらいたい」と話していました。