小池知事 都のテレワークオフィス視察 施設の整備推進へ

小池知事 都のテレワークオフィス視察 施設の整備推進へ
新型コロナウイルスの影響でテレワークの導入が広がる中、東京都の小池知事は先月、府中市に開設したサテライトオフィスを視察し、施設の整備を進めるなどしてテレワークの定着に一層、力を入れていく考えを示しました。
小池知事は4日、テレワークをする人のために都が先月20日、京王線の府中駅近くに開設したサテライトオフィスを視察しました。

このオフィスは都民や都内で働く人が、テレワークをする際に無料で利用でき、仕事の電話をしても音漏れの心配のない個室のほか、仕事に集中できるよう、隣の席との間に仕切りが設けられている席などがあります。

都内にある事業者が利用登録をしていれば、その社員などが予約のうえ利用できるということで、都によりますと、登録している事業者は300を超えているということです。

視察のあと小池知事は記者団に対し「今、感染症の拡大でテレワークが一気に進んでいるが、当たり前の姿となるよう後押しをしたい。感染症対策や働き方改革がさらに一歩進む現場になればと考えている」と述べ、施設の整備を進めるなどしてテレワークの定着に一層、力を入れていく考えを示しました。

都はサテライトオフィスを東久留米市と国立市にも開設していて、3か所とも平日の午前9時から午後7時まで利用できます。