NHK 来年度から3か年の経営計画案まとまる

NHK 来年度から3か年の経営計画案まとまる
k10012550761_202008041937_202008041947.mp4
NHKは、来年度から3か年の経営計画案をまとめました。「新しい『NHKらしさの追求』」を掲げ、コスト構造の改革を徹底して「スリムで強靱なNHK」となり、多様で質の高い充実したコンテンツを合理的なコストで提供して、受信料の価値の最大化を図るとしています。
NHKは、4日行われた経営委員会で、来年度・令和3年度から3か年の経営計画案をまとめました。

この案では、世帯数の減少や視聴環境の変化などを踏まえ、これからの時代に対応した「新しい『NHKらしさの追求』」を基本的な考え方に掲げています。

「視聴者・国民の安全・安心を支える」など、5つの分野に重点的に投資を行うとともに、業務の見直しなどのコスト構造の改革を徹底して大幅な支出削減を行い、事業支出を令和4年度までに6000億円台の規模に抑えて、「スリムで強靱なNHK」にするとしています。

衛星波・BSは、整理・削減を段階的に実施します。

BS1・BSプレミアム・BS4Kの3波は2波に整理し、具体的な実施時期は来年1月に明らかにするとしています。

そのうえで、将来的には、1波化に向けて検討を進めるとしています。

音声波・ラジオは、さらなるインターネットの活用を前提に、AM・FMの2波への整理・削減に向けた検討を進めるとしています。

そして、多様で質の高い「NHKらしい」充実したコンテンツを、より最適な媒体を通じて合理的なコストで提供し、受信料の価値の最大化を図るとしています。
前田会長は、記者会見で、「改革をさらにスピードアップし、NHKを本気で変えるという覚悟を示している。世帯数の減少などによる受信料収入の減収局面や、多様な動画配信サービスの登場による視聴・利用環境の変化、技術革新の加速など、NHKを取り巻く環境は激しい変化を続けている。こうした変化を踏まえて、次の3か年でNHKが行うべきことは、新しい『NHKらしさの追求』だと考えた。コスト構造改革を徹底して、職員一人ひとりの創造性を最大限に生かせる『スリムで強靱なNHK』に生まれ変わらせたい」と述べました。

NHKは、この案に対する意見募集を5日から来月3日まで実施し、寄せられた意見なども踏まえて、来年1月までに3か年の経営計画を取りまとめることにしています。