九州新幹線 長崎ルート 国交相 “幅広い協議”進める考え

九州新幹線 長崎ルート 国交相 “幅広い協議”進める考え
九州新幹線 長崎ルートをめぐって、整備方式を絞らずに環境影響評価を行うという国の提案を佐賀県が拒否していることについて、赤羽国土交通大臣は「提案の趣旨をご理解いただけていないのは残念だ」としたうえで、引き続き、フル規格を前提としない「幅広い協議」を進めていく考えを示しました。
九州新幹線 長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間の整備方式をめぐって、国土交通省は「フル規格」や在来線の線路の幅を広げる「ミニ新幹線」をはじめ、5つの方式すべてに対応できる環境影響評価を提案し、先月末までに回答するよう求めていましたが、佐賀県は「フル規格やミニ新幹線については議論も合意もしていない」などとして、これを拒否しています。

赤羽国土交通大臣は、閣議のあとの記者会見で、国の提案は、環境影響評価の手続きと、整備方針の協議を並行して進めることができ、佐賀県にとってもメリットのあるものだと強調したうえで、「現時点でこの提案の趣旨をご理解いただけていないのは残念だ」と述べました。

そのうえで、「国土交通省としては、全国の新幹線ネットワークをしっかりつなぐことが、地方創生、防災減災などの観点から大変重要だと考えており、九州地域、西日本地域の未来にとってどのような整備の在り方が望ましいか、しっかり議論を積み重ねていきたい」と述べ、今後もフル規格を前提としない「幅広い協議」を佐賀県と進めていく考えを示しました。