イタリア 高架橋崩落し43人死亡事故 新しい橋が完成

イタリア北部でおととし、高速道路の高架橋が崩落して43人が死亡した事故で、保守管理を強化した新しい橋が完成し、記念の式典が開かれました。
イタリア北部のジェノバでは、おととし8月、フランス南部とを結ぶ高速道路の高架橋が崩落し、走行していた車が巻き込まれ、43人が死亡しました。

地元政府は早期に復旧すべく新しい橋の建設を進め、およそ1年4か月で完成したことを受けて、3日、イタリアのコンテ首相や地元政府のトップなどが参加する記念式典が開かれました。

式典では、犠牲者ひとりひとりの名前が読み上げられ、黙とうがささげられました。

新しい橋は全長1キロ余りで、保守管理が十分でなかったことが事故の原因だと指摘されたことを受け、橋の劣化の度合いを点検する機械や、振動などから異常を感知するセンサーが設置されました。

また、事故を忘れないよう橋の上には犠牲者と同じ数の43の街灯が配置されています。

イタリアでは、この5年で4つの橋が崩落していて、老朽化するインフラの安全性をどう確保するかが課題となっています。