アメリカ 23人死亡 銃乱射事件から1年 現地で遺族などが追悼

アメリカ南部テキサス州の大型小売店で、男が銃を乱射して23人が死亡した事件から1年になるのに合わせ、現地で遺族らが犠牲者を追悼しました。
この事件は去年8月3日、テキサス州エルパソの大型小売店で、移民に敵意を抱いていたとされる白人の男が銃を乱射して、メキシコ人8人を含む23人が死亡したもので、男は殺人と人種や宗教に対する偏見に基づいた犯罪、ヘイトクライムの罪などに問われています。

事件から1年になるのに合わせて2日、現地の公園では集会が開かれ、遺族などが集まる中、犠牲者ひとりひとりの名前が読み上げられたあと、花が手向けられました。

アメリカの銃による被害について調べている非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によりますと、ことしに入って銃によって死亡した人は、自殺を除いて1万400人を超えていて、ニューヨークやシカゴなど都市部では、去年と比べて大幅に発砲事件が増えているということです。

しかし、銃の規制強化は与党・共和党の有力な支持団体NRA=全米ライフル協会が反対し、トランプ大統領も慎重な姿勢を示していることから一向に進まず、犠牲者が後を絶ちません。