「甲子園の土」集めないよう要請 後日贈ることに 日本高野連

「甲子園の土」集めないよう要請 後日贈ることに 日本高野連
今月、甲子園球場で行われる高校野球の交流試合では、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、チームの入れ替えを接触を避ける形で速やかに行う必要があるなどとして、日本高校野球連盟は試合後、選手たちがグラウンドの土を集めないように、各出場校に協力を求めることになりました。
甲子園球場では、今月10日からことしのセンバツ大会に出場が決まっていた32校を招き、1チーム1試合かぎりの交流試合が行われます。

例年、春や夏の大会では試合後、負けたチームの選手などがグラウンドの土を集めて持ち帰る姿が見られますが、今回の交流試合では新型コロナウイルスの感染防止策として、次の試合までに設けられている40分間で、ベンチの消毒を行ったり、接触を避ける形でチームを入れ替えたりするということです。

日本高野連は、一連の対応を速やかに行うため試合後、選手たちがグラウンドの土を集めないように各出場校に協力を求めることになりました。

出場校の選手たちには、後日、甲子園球場の土を贈るということです。