三菱重工業4-6月決算 700億超赤字 新型コロナで売り上げ大幅減

三菱重工業4-6月決算 700億超赤字 新型コロナで売り上げ大幅減
三菱重工業のことし6月までの3か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響で、航空機や自動車関連の売り上げが大きく減ったことなどから、本業のもうけを示す損益が700億円を超える赤字となりました。
三菱重工業が3日に発表した、ことし4月から6月までの3か月間の決算は、本業のもうけにあたる事業損益が713億円の赤字でした。

新型コロナウイルスの影響で、航空機や自動車関連の売り上げが大きく減少したほか、国産初のジェット旅客機三菱スペースジェットの開発に関連して、海外の航空機メーカーから買収した事業をめぐり、損失を計上したことが響きました。

一方、今年度1年間の業績については、事業損益、最終的な損益ともにゼロとする見通しを据え置きました。

オンラインで開いた記者会見で、三菱重工業の小澤壽人CFOは「感染拡大が影響した損失は想定の範囲内だ。先行きのリスクはあるが、第1四半期を底にして受注が回復すると見込んでいる」と述べました。

一方、三菱スペースジェットについては、開発費を縮小しているほか、感染拡大の影響で航空機の需要が不透明になり、現在、2021年度以降としている、初号機の納入が実現できるかが焦点となっています。