東京都 酒提供の飲食店など きょうから営業時間短縮を要請

東京都 酒提供の飲食店など きょうから営業時間短縮を要請
k10012547191_202008030749_202008030750.mp4
東京都は、会食を通じた新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、酒を提供する飲食店などに対し、3日から営業時間を午後10時までに短縮するよう要請しています。
都が要請しているのは、都内の酒を提供するすべての飲食店と酒の提供の有無にかかわらず、すべてのカラオケ店で、営業時間を午後10時までに短縮するよう求めています。

期間は3日から今月いっぱいで、都は要請に応じた中小の事業者には対策をとっていることを示す「感染防止徹底宣言ステッカー」を掲示することなどを条件に、協力金として20万円を支給します。

都によりますと、およそ4万の事業者が支給の対象になるということです。

都内では友人や同僚などとの会食を通して感染するケースが相次ぎ、都の専門家はマスクを外して酒を飲み、近い距離で会話したり大人数で宴会を開いたりすることが要因だと指摘しています。

このため、都は都民に対しても、飲酒を伴う会食目的での外出をできるだけ控えるとともに、利用する際にはステッカーを掲示している店を選ぶなど、感染の予防を徹底するよう呼びかけています。